流行語大賞は「ジャップ」(北朝鮮)

oiroke2006-12-03

今年の流行語大賞、こと「そんなに流行ってたっけ?」大賞も相変わらず無難に終わり、っていうか、「イナバウアー」はともかく「品格」って何?
な今日この頃なんだけど、もちろん「品格」ってのは藤原”頭が臨界“正彦の『国家の品格』から来たもの。
200万部突破してるくらいだから、別に品格なんて言葉が流行ってるわけではなくて、単にひと昔まえの『バカの壁』みたいなもので、そのときに売れてる商品名を流行語として顕彰しただけのことだろう。
そうなのだ。
流行語大賞って文字通りの「流行語」に対する賞だと考えるからピンとこないのであって、マスコミや業界な人々にとっての「売れてる言葉」だと思えばいいってことなのね。
だから「イナバウアー」なんて来年も使う人がいるか、っていうとそりゃいないだろう。
「なんでかなあ」(阿藤快)でお馴染み、テツ・アンド・トシが一瞬で消えてしまったのも、「今年の流行は…」なんて言ってる、テレビのコメンテーターにとっての「流行色」みたいなものなんだから、次の年も同じ商品価値があるかというと、もちろん違う。
今も、ロデオみたいな乗馬マシーンで痩せられる器械が流行ってるみたいだけど、もちろんそんなものは流行が廃れば忘れられる。
だいいち、あんなの「金魚運動」器具とどう違うんだ?
そんなことも覚えてないんだから、エロカッコイイ(らしい)倖田なんとかも売れなくなれば消えるだけ。
だって、単なる商品なんだもの。そんな商品に時代を象徴させようってのが間違いのもとだ。
 
で、実際にこの年を象徴した言葉を考えてみた。
もちろんそれは北朝鮮の代表が国連で堂々と連発した
「ジャップ」
でしょうな。今も世界中で使われてる、文字通りワールドワイドな言葉だもの。これ以上の言葉はないでしょ。
もちろんツッコミは「欧米か!」だ(笑)。