2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

「福祉が大っ嫌い」朝日新聞

今日の社説で法人税の引き下げについて、『朝日新聞』がこんなことを書いていた。 安易に法人税本体を引き下げることには疑問がある。 こんな風な文章を読んで、その次に来る展開をどう予想するだろう。 いわゆる『朝日』的な言葉を期待すると、愕然とする――…

検察が推進している裁判員制度

高山俊吉『裁判員制度はいらない』(講談社)を読んだ。 2009年からスタートするという裁判員制度。その問題点が実によくわかる。 それを推進する側からいうと 「国民の一人ひとりが統治客体意識から脱し、統治主体」となる(司法制度改革審議会意見書)…

アメリカの次は中国に学べ!

土曜日の「朝日新聞」の一面に、 「企業減税さらに検討 経財会議、成長重視を確認」 という見出しで大変なことがのっていた。 経済財政諮問会議(議長・安倍首相)が13日開かれ、首相が掲げる「経済成長重視」の政策を進める路線を確認した。(中略) この…

国民の安心を最小限に!

突き詰めていえば、政府の財政面での役割は、 国民に最小限の安心を保証し、民間の自由な競争環境を整える点にあります。 「中日新聞」10月1日付け社説 「安心が最小限」…恐ろしい言葉である。そして不安が最大限に増大した社会が彼らの望みなのだろう。 …